好敵手というつながり

Ｊ１ 第６戦　石川県一里野スキー場

コースは体力勝負のTakaの苦手なコース

とにかくパワー差が出る上がりでも

見える位置からはなされないこと

スタートがオンロードの直線スタートとなり

ダンシングの苦手な（できない）Takaは

序盤から離される

１周目が終わった時点ですでに１分程の差

２周目脚がきれたら２分どころのさわぎではない

けれども今回のコースメインはゲレンデの真ん中

殆どが見渡せる、そのせいか差はあるが

１周目と変わらず見えている位置で丘に出てきた

苦しい上がり、やっぱりそこで離され結果は２位

一位との差は１分53秒

今年はとある選手を追ってきた
キャリアも姿勢も違う、もちろん実力も・・・

でもTakaは昨年くらいから彼女達と共に

走りたい気持ちはあった

上へ上へと目指す次世代女子選手達
一緒に走るということは当然、それについていけるだけ
のちからをつけなければならない
それにはどれだけ走ることができるか
走った距離だけ、うまくもちからもつく
少しずつだけど、自分でどうするか考え
朝５時起きして走ったり、自分でN夫妻にロード練
お願いしたりした
今、戦っている次世代女子メンバーのほとんどが
学校の部活とかでトレーニングしているわけではない
地元にトレーニングを共にする同世代の女子もいないのが現状

レース会場で顔をあわせる
好敵手はその字のごとく

スタートすれば戦う相手

しかし、全国の会場で顔をあわせる彼女達は

お互いを尊重し、声を掛け合う”好き”な

メンバーなのである

まだまだこの”好敵手”になるには

練習も実力も足りないTakaだが

今年はこのつながりの中に入っていくと

自分の思いもついてきた

今回はやっぱり実力の差はうめられなかったが

次につながる走りをしたと思う

残念ながら最終戦は学校行事の都合で

今回１位の選手は不参加らしい
それでも２週間後、どう戦うのか
次へ次へ、上へ上へ

このつながりを切らさず

苦しく楽しく

この日、同じ大会のなかでは
もちろんRyoさんやYukariさんはすごかったけど
エリートのＪシリーズで初めて表彰台に上がった女子選手
もちろんスポーツ１位の選手
エキスパート男子では中学生が
表彰台には上がらなかったけどエリート･エキスパートの中には
小学生の頃から名前を知っているメンバーの活躍が
目だった大会だった
また、アジア選手権ではMコーヘ選手がジュニア優勝
なんだか流れがよくなっているような１日
このつながりは本物
それにのるのには自分をごまかさず
ひとつひとつクリアにしていくことですね